今日は、笠間の『Bush Doctor カレーと野菜』という店に入った。この辺は、度々通っているのだが、こんな店があるとは気がつかなかった。そのはずである。杉の木に囲まれた小さな平凡な民家がカレー・レストランなのである。庭も周囲の畑も手入れされている様子もなく荒れている。だだ、大きな椿の木だけが真っ赤な花をたくさん咲かせていた。どことなく妖しい雰囲気を漂わせている。勇気を出して入ったら、髭の若者が一人で料理していた。おそるおそるポークカレーを注文した。一口食べたら、先ほどまでの「妖しさ」は吹っ飛んだ。美味い! スパイスが効いて本格的である。その辺のインドカレー屋さんやレストランとは一味違う。ご飯はインディカ米である。付け合わせの野菜も、新鮮でちゃんとそれぞれの味がしっかりしている。聞いたら、自分の畑で育てたものだという。だから、農作業があるので週の半分しか店をオープンできないという。どこで、カレーを学んだかと聞いたら、バックパッカーでインドやアジア諸国を回っていたときに覚えたそうだ。なるほど!これで店の雰囲気の理由が理解できた。