コーヒー道具

まずは、コーヒーミル

 いつもNOMAD Cafe で持ち歩いているのは、手前のPORLEXのステンレス筒型ミル。これは、歯がセラミック製で、エスプレッソ向けの極細から粗いのまで挽ける。なかなかの優れものである。小型で持ち運びに都合が良い。もう、10年近くの付き合いだ。

 その後ろの黒い大きな古風なのは、カリタのダイヤカットミル。鋳鉄製ですごく重い。これは山小屋専用である。何十年もモデルチェンジが無くて、今でも全てのパーツが揃っていて購入できる。もっとも、壊れるところが見当たらない。ミルの古典と言ってもいいだろう。
僕は、毎日、このミルを使っている。このまま生涯お世話になるだろう。

コーヒーミル

次は、アルコール バーナー

これまでアルコールバーナーは、火力が弱くて使えないと思っていたが、F君がこれ一つを持って(しかも自作の)、アメリカのトリプルクラウンを全て歩き通したと聞いて、考えを変えて使ってみた。結果、とても手軽で取り扱いが簡単。それに超小型である。火力もNOMADで1、2人分の湯を沸かすなら数分もかからない。燃料のアルコールはどこのホームセンターやドラッグストアーで買える。とても重宝している。気に入ったのでいろいろの使ってみたら、真鍮、ステンレス、チタン製などがいくつも集まってしまった。

 後ろの大きいのは、ステンレスとアルミ製の五徳兼風防である。これは必須だ。中間にあるステンレスの小さなボトルは燃料アルコールを持ち運ぶときに使う容器。

とりあえず、燃料、バーナー、五徳、器(コッフェル)さえあれば、どこでもお湯は沸かせる。

アルコールバーナー ほか


コーヒー焙煎機

 これまでの焙煎機が三つ並ぶ。手前は、3年前に使っていた「ギンナン煎り」である。これを続けてなんども15分間振り続けるのはさすがに辛い。そこで、一年前に、後ろ右側の「KOGU手回し焙煎機」に変えた。腕を回転させる方がずうっと楽だ。しばらく、これで満足していたが、次第に、焙煎途中の温度と豆の焼け色をチェックしたくなり、今回、後ろ左側にある韓国製の「KALDI MINI COFFEE ROSTER」を買った。これまでと同じく手回しのものだが、なかなか良く焼ける。いずれも一度に焼ける量は、最大250グラムだ。

 コーヒーの焙煎方法には、主に直火式と半熱風式があるが、業務用のは、みな半熱風式や熱風式だが、これら3種とも直火式だ。直火式とは網や鉄板の小さな穴から炎が豆に触れるタイプをいう。気難しいところがあるが、うまく焼けるとそのコーヒー豆が本来持っている味がストーレートに出る。焼き魚や焼肉だって、フライパンで焼くよりもやっぱり網焼きの方が美味しいでしょう(笑)。

これまでの焙煎機3種