久々のNOMAD Cafe

 昼食の後、コーヒーが無性に飲みたくなった。しかし、今日は水曜日。定休日のところが多い。仕方ない、そこで友部の北山公園へ行って、久しぶりに「NOMAD Cafe」を開くことにした。コーヒー豆とドリッパー、グラインダーなどの一式は、いつでも車に積んである。空は青く澄んでいるし山々は色付き始めた。風も穏やかだ。最近出来た北山公園のカーキャンプ場でコーヒーを淹れることにした。いざ、アルコールバーナーに着火しようとしたら、ライターが壊れていて火がつかない。困った!諦めて帰ろうとしたら、若者がソロキャンプをしているのに気付いた。彼からライターを借りて無事に事無きをえた。独り、秋の陽射しを浴びながら落葉を座布団にしてコーヒーを飲んだ。野外で飲むと実に美味い。同じ豆でも、どうしてこれほど味が違うのか? 人間なんて、いい加減なものだ。味の半分は、その場の雰囲気や自分の体調で左右されてしまう。

水や調理場が揃っている
振り返ればこんな景色

真家の柿畑

筑波山から北に向かい、加波山、吾国山、難台山、そして岩間の愛宕山で終わる山並みは、八郷盆地の北壁をなしている。その山々に沿った道路から眺めた真家集落の景色はいつ見ても美しい。特に今の時期、秋晴れの空の下、色ついた果実と赤く紅葉した柿の木畑が華やかだ。なだらかな斜面に赤やオレンジの絨毯を広げたよう。農家の人たちは柿の収穫に忙しい。