今日は素晴らしい秋晴れにの天気だった、こんな日は海を眺めたくなる。そこで、いつもの鹿島灘に行った。前から気になっていたカフェが、果たしてオープンしているかも確かめたくなった。このカフェは、海岸近くの高台に建っていて、三方が透明ガラス張りの近代的なデザインである。きっと、ここから太平洋を眺めながらコーヒーを飲んだらどんなに美味しいだろうと完成を楽しみにしていたのだ。
カフェは完成していて、今月はプレ オープン、来月から本格的な営業を開始するという。早速、入店してコーヒーを注文した。何て気持ちの良いところだろう! 澄んだブルーの空、海岸の緑の松林、今日は風が強いせいか海には白波が立っている。僕は、こんな開放感あふれるカフェを他に知らない。静かな日に、野外のソファーやテーブルで波音を聞きながら太陽の光を浴びたら、どんなに気持ちが良いだろうか。また、ここに来よう。
前に来た時は、ツナギを着ていたお兄ちゃんが、今日はパリッとした白シャツに黒のチョッキを着て接客している。そのあまりの違いに別人かと思った。聞いたら本人だった。「馬子にも衣装」とはよく言ったものだ。彼も、僕を憶えていて、親しく店のことなど話してくれた、僕も、忌憚なく「これで、もっとコーヒーが美味ければ申し分無いのだが・・・」と注文を付けた。せっかくの美しい風景や素晴らしい建物なのだからと。彼は「勉強します」と答えた。従業員は、みな地元の若者たちで素直さが感じ良い。